デパートで最も売れている「洋服の色」

日本のデパートで、

売れている洋服の色って、

何色だと思います???

正解は、

黒、グレー、ネイビー、ベージュ、ブラウン。

いわゆる「ベーシックカラー」です。

デパートで売れる洋服の色の70%は

無彩色やベージュ、ブラウンなどの

色味があまりない色なのです。


「春のトレンドカラーはブルーだよ」とか

「いえいえ、イエローよ」

とか話題になりますが

そんな「色物」の洋服よりも

何倍も買われているのが

ベーシックカラーの洋服です。


私は、こんな仕事をしているので

色を着る事には抵抗がありませんし、

色物は多い方だと思います。

それでも、クローゼットの6割は

ベーシックカラーです。

人によって、比率は様々だと思うのですが

殆どの方のクローゼットは

もっと高い比率でベーシックカラーで埋まってません?


つまり、何が言いたいかというと

自分に「似合う色」の中でも

ベーシックカラーに関する情報は

とても重要だということです。


グレー、ベージュ、ネイビー、黒の中で

何色が得意なのかというだけではなく

ベージュならどんな明るさで、

グレーならどう選ぶべきか?

ネイビーはどんな色なら着こなせる?などなど、

自分にぴったりくる

ベーシックカラーを知る事は

実用性からいうと、

とても重要な事なのです。

ある意味

カラフルな色の中で

自分に似合う色を知る事よりも重要かもしれませんよ。

ここにブレがなければ

きっと無駄のないクローゼットにもつながります。

とはいえ、ベーシックカラーだけでもつまらない。

ぶれないベーシックカラーを軸に

その時々で「色物」をトッピングする。

そんなバランスがよさそうです。

モノクロの世界は、少し物足りない。

やっぱり、色のある世界の方が

華やいで、楽しいですよね(*^_^*)